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相続財産2

ホーム弁護士菊池捷男の法律実務レポート 目次<【相続財産】2 遺体や遺骨は誰のものか。




2 遺体や遺骨は誰のものか。
1−1祭祀の承継者は誰がなるか。 1−2 墓地は相続の対象になるか。 2 遺体や遺骨は誰のものか。 3 預金(1) 4 預金(2) 5−1 生命保険金 5−2 死亡生命保険金は特別受益になるか。 6 遺族年金 7 死亡退職金 8 遺産であるアパートから得られる賃料は誰のものか。 9 1人の相続人から、被相続人の全預金取引経過の開示請求ができる。


2 遺体や遺骨は誰のものか。
 夫が死亡しましたが、葬儀は夫の父親が取り仕切り、夫の遺骨は夫の父が埋葬してしまいました。私は子供もおり、夫の相続人として、夫の遺骨を引き取って埋葬したいのですが、できませんか。

 死者やその先祖のまつりごとをすることを祭祀の承継と言いますが、祭祀の承継者は、亡くなった人が事前に指定していた場合はその人、指定した人がいない場合はその地域の慣習に従って決めることになっていますが、それもない場合は家庭裁判所が決めることになります。
 家庭裁判所は、亡くなった人が生前誰を頼りにしていたか、死後誰に祭ってもらいたいと願っていたかを推認してその人を祭祀の承継者とする傾向がありますが、祭祀の承継者は原則として1名です。
 しかし、特別の事情があれば、祭祀財産と言われる、家系図、位牌、仏壇、墓石や墓碑、墳墓の敷地である墓地の所有権または使用権等のを分けて、複数の人に帰属させる場合もありますし、後妻と先妻の長男を祭祀の承継者として指定した例もありますので、あなたの場合、一度弁護士に相談されたら良いでしょう。


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