本文へスキップ

岡山で弁護士をおさがしなら菊池綜合法律事務所へ

TEL.086-231-3535
(受付時間 平日9:00~17:00、土曜9:00~12:00)

目からうろこのイラスト相続 第六部 実践的遺言文例

ホーム目からうろこのイラスト相続 目次<第六部 実践的遺言文例 2-2特定の相続人1人だけに全財産を相続させたいとき

2-2特定の相続人1人だけに全財産を相続させたいとき


遺言者が、全財産を、妻あるいは長男に、というように、
特定の相続人1人にだけ相続させたいと思う場合、どうすればよいか?


端的に、下記のように書けば、効力が生じます。



注意点

① この遺言の場合、遺留分を有する相続人(子又は代襲者・直系尊属)がいる場合は、   遺留分を有する相続人から遺留分減殺請求権を行使させるおそれがあります。
② また、この遺言の場合、当該相続人が、被相続人より先に死亡したときは、   遺言そのものが無効になってしまいます(最判平23.2.22)。

対策

(対策1) 遺留分減殺請求権の行使を想定した遺言文言を書き加える

その内容の1つめは、
遺留分権利者に対し生前贈与した財産を書いておくことです。
これは、遺留分権利者に生前贈与があるときは、遺留分の侵害額が少なくなるからです。

【文例】
私は平成○○年○○月○○日に
私の△△銀行にあった定期預金を解約して長男にA宅地を金○○○○円で買い与えた。
もし、長男が遺留分の減殺請求する場合は、このことを計算に入れなければならない。

2つめは、
遺留分減殺請求権が行使されたときに、遺留分権利者に与える財産を特定しておくことです。
こうしておけば、争いの範囲が限定されることになります。

【文例】
 もし長男又は長女から、あるいはその双方から、妻に対し、遺留分減殺請求権の行使がなされたときは、遺留分減殺請求をした長男又は長女には、A宅地を与える。
 もし、長男と長女双方から遺留分減殺請求権の行使がなされたときは、長男にはA宅地を相続させ、長女には、B宅地を相続させる。
   
3つ目は、
当該相続人(例えば、妻)に全財産を相続させる理由や遺言者の思い、と、
他の相続人(例えば、長男と長女)に遺留分減殺請求権を行使しないことの要請文を、遺言の中に、書いておくべきです。

【文例】
長男も長女も、私の妻、お前達の母に対しては遺留分減殺請求権を行使しないで欲しい。
理由は次のとおりである。・・・・・

(対策2) 当該相続人が、遺言者より先に死亡する場合を想定した文章も書いておくこと
【遺言文例】
    もし、この遺言の効力が生ずる前に妻が死亡した場合は、
    私の財産はすべて、長男に相続させる。

目からウロコのイラスト相続 
専門家Webガイド マイベストプロ岡山

無料法律相談のお知らせ

    

事務所のご案内

【所在地】
〒700ー0807
岡山県岡山市北区南方1丁目8番14号

【業務時間】
平日 9:00~18:00
土曜 9:00~12:00
TEL 086-231-3535
FAX 086-225-8787


アクセスマップはこちら

携帯サイト

http://www.kikuchi-law.jp/m/
バーコードリーダーの機能を搭載している携帯電話で、QRコードを読み取り携帯サイトへアクセスしてください。
http://www.kikuchi-law.jp/m/